XNAで映画に打ち勝つ

Microsoft set to offer XNA technology to consumer electronics rivals (/.)
Microsoft担当者へのインタビュー記事。
XNAの最終目標はゲーム業界のVHS。今のWindowsと同じ考え方だ。
どのハードでも同じソフトが動く。性能が十分であれば、それこそ携帯電話から据え置き型のゲーム機のどれでも同じゲームを遊べる。ハードが更新されてもソフトウェア資産はそのまま継承できるし、開発側も全く始めから新しいハードに対応する必要は無くなる。効率のよいソフト開発でゲームは最終的に映画に匹敵する娯楽産業になる。
ゲームを買う側としては面白いゲームで遊べればいい訳で、技術的なところを気にするのは一部のマニアだけな訳だ。ハードで商売をしているところ以外に困るところはなさそうだ。
日本的な内部仕様を隠して身内を優遇して成長する仕組みと、アメリカソフト業界的な身銭を切ってオープンスタンダードを確立して市場を支配する仕組みの対決になるのだろうか。そう単純なもんでもないんだろうが、日本のゲームハード屋は誰もやってこなかったことであるのは事実だな。
Microsoft's Real Plan For XNA Gaming Domination? (Eurogamer)